高校の転校を考え始めた時は、転校先のパンフレットを集める前に、
現在の在籍状態、修得済み単位、履修中の科目、
受入可能な時期を確認します。
現在校を退学した後では、手続き上の扱いが変わることがあります。
最初の結論
受入候補校から、入学可能日、認定予定単位、
不足科目、卒業予定時期を書面で確認するまでは、
現在校の退学届を急いで提出しません。
転校の手続きを三つの時系列で見る
| 時系列 | 確認する内容 | 確認先 |
|---|---|---|
| 現在校に在籍中 | 修得単位、履修中科目、出欠、転学手続き | 担任、学年主任、教務担当 |
| 候補校への相談中 | 募集時期、受入条件、単位認定、卒業時期 | 候補校の入試・転入担当 |
| 受入れ決定後 | 必要書類、提出順、学費、初回登校日 | 現在校と候補校の双方 |
転入学と編入学を学校へ確認する
高校に在籍したまま別の高校へ移る場合と、
退学後に再び高校へ入る場合では、
募集時期や必要書類が異なることがあります。
家庭だけで名称を判断せず、現在校と候補校の双方へ
自分の在籍状態を伝えて確認します。
「いつでも転校できる」とは限らない
転入・編入を受け入れる時期、対象学年、試験、
認定できる単位は学校ごとに異なります。
相談した日からすぐ通えると決めつけず、
正式な入学可能日を確認してください。
現在校で受け取る確認メモ
- 現在の在籍状態と学年
- 修得済み単位の科目名と単位数
- 現在履修中で、まだ評価が確定していない科目
- 必履修科目の修得状況
- 欠席・遅刻・早退の記録
- 転学照会、在学証明書、成績証明書等の発行日数
- 書類を発行する前に必要な校内手続き
候補校から書面で確認する項目
| 確認項目 | 質問 | 判断に使う理由 |
|---|---|---|
| 単位認定 | 現在の単位を何単位、どの科目として認定するか | 卒業までに必要な学習量が変わる |
| 卒業予定 | 最も早い卒業予定時期はいつか | 単位だけでなく在籍期間等も関係する |
| 通学 | 週何日、何時から、どの校舎へ通うか | 現在の困り事を繰り返さないため |
| 学習 | 課題量、質問方法、遅れた時の支援 | 入学後に継続できるかを見る |
| 費用 | 初年度総額と追加費用 | 授業料以外の負担を確認する |
| 相談支援 | 担当者、連絡方法、体調不良時の対応 | 困った時の逃げ道を確保する |
今の学校で困っている条件を次の学校へ持ち込まない
現在の負担
- 朝早い登校
- 人数の多い教室
- 長い通学時間
- 課題管理
- 教師への相談
候補校で見る条件
- 登校開始時刻
- クラスや校舎の規模
- 実際の通学経路
- 課題への声かけ
- 固定の相談担当者
「雰囲気がよかった」という印象だけでなく、
現在の高校を離れたい理由が、新しい環境でどう変わるのかを
一つずつ対応させます。
候補校の見学で確かめる一日の流れ
- 家を出る時刻と通学経路を実際に確認する
- 入口から教室・相談室まで歩く
- 最初に会う担当者を確認する
- 課題や時間割の実物を見せてもらう
- 体調が悪い日の対応を質問する
- 卒業までの予定を紙で受け取る
学校へそのまま聞ける質問
「在籍中の転入として扱える期限はいつですか」
「現在の単位を、何単位認定する予定ですか」
「不足する必履修科目と卒業予定時期を教えてください」
「入学後に登校できない日が続いた場合、どのように連絡・支援しますか」
「正式な受入れの見通しが立つまで、現在校の退学届を待つべきですか」
心身の状態が強く崩れている時
転校手続きを急ぐより先に、安全、睡眠、食事、通院などを整える必要があります。
候補校探しと並行して、現在校の相談担当者や医療・地域相談へつないでください。
確認した公的情報
何時間で単位に影響するかは学校ごとに違います。科目ごとの確認方法を先に見てください。
欠課の確認方法を見る →
