中学生の不登校で高校受験が不安な時|親が今から整理したいこと

中学生の不登校と学校生活を整理するイメージ 中学生の悩み

不登校の中学生の高校受験は、
「欠席が多いから無理」でも「欠席は全く関係ない」でもありません。
入学者選抜の制度は都道府県・学校・選抜方法で異なるため、
最新の募集要項と教育委員会の資料を確認します。

最初に集める四つの情報

調査書の扱い、欠席について説明できる制度、
学力検査・面接等の選抜方法、入学後に通い続けられる支援です。
合格可能性だけでなく、入学後の相性まで確認します。

受験情報を三つの窓口から集める

確認先 聞く内容 受け取る資料
中学校 調査書、出欠記録、校内締切 進路予定表、面談記録
教育委員会 選抜制度、欠席への配慮、手続き 最新の実施要項
志望校 選抜方法、入学後の支援 募集要項、学校案内

欠席日数だけを見て志望校を決めない

文部科学省の全国調査では、
不登校経験者の調査書や欠席の扱いについて、
都道府県ごとにさまざまな配慮や選抜方法が設けられています。
ただし、全国一律の同じ扱いではありません。

古い口コミで判断しない

入試制度は年度ごとに変更されることがあります。
前年のブログ、掲示板、知人の経験ではなく、
受験年度の教育委員会・学校の公式資料を使ってください。

中学校へ確認する質問

  • 現在の出欠記録はどのようになっていますか
  • 調査書には何が記載されますか
  • 欠席の事情を説明する書類や手続きはありますか
  • 定期テストを受けられない時の評価方法はありますか
  • 志望校へ事前相談できる時期はいつですか
  • 教育支援センター等の学習記録を共有できますか

高校は合格方法より「通える条件」で比較する

入試前に見ること

  • 試験科目
  • 面接や作文
  • 調査書の扱い
  • 出願時の手続き

入学後に見ること

  • 登校時間の柔軟性
  • 少人数・別室
  • 相談担当者
  • 欠席時の学習

本人との会話は一校に決めるところから始めない

親:「高校名を決める前に、通う時に困りそうな条件を三つ出そう」

本人:「朝が早い、人が多い、毎日同じ教室がつらい」

親:「その三つを学校説明会で確認できる高校から見よう」

受験しない期間も学びを切らさない

在籍校、教育支援センター、オンライン学習など、
現在利用できる学びの場を確認します。
進路決定を急ぐより、本人が再び学びたい時につながれる状態を保つことが重要です。


欠席日数だけで志望校を諦めない

入試の扱いは地域と学校で異なる

調査書、学力検査、面接、作文、自己申告書の扱いは、都道府県や学校、入試区分で異なります。最新の募集要項を確認します。

古い情報を使わない

過去年度や他県の欠席日数の扱いを、そのまま当てはめません。

事情説明や配慮申請の書類を確認する

自己申告書や事情説明書を使える場合があります。書式、提出者、締切を中学校と志望校へ確認します。

中学校への質問例

「欠席の多さだけで志望校を狭めず、調査書、自己申告書、配慮申請の扱いを確認したいです」


通い続けられる高校か確認する

偏差値だけでなく支援体制を見る

項目 確認内容
登校時間 時差登校の相談可否
別室 保健室・相談室の利用
欠席時 課題・補講・ICT
相談相手 担任以外の担当者
転学 合わない場合の選択肢

説明会へ行けない場合も相談する

個別相談、オンライン説明、保護者だけの相談が可能か確認します。


受験までの期限を一枚へまとめる

出願日から逆算する

確認表

  • 募集要項の公開日
  • 学校説明会・個別相談日
  • 調査書の申請期限
  • 自己申告書・配慮申請期限
  • 願書提出日
  • 試験日
  • 合格後の手続期限

担任以外の進路担当にも相談する

担任だけで話が進まない場合は、進路指導担当、学年主任、管理職へ相談します。


試験当日の配慮は出願前に確認する

別室受検などは事前申請が必要な場合がある

別室、休憩、座席などの配慮は、申請期限や提出書類が定められる場合があります。

困る場面を具体的に伝える

人の多い部屋で症状が出る、休憩が必要など、試験参加に必要な条件を整理します。

中学生の不登校と高校受験で分けて確認する表

欠席が増えると、高校受験ができないと決めつけてしまいがちです。実際の扱いは地域、入試制度、学校によって異なるため、中学校と志望校へ確認する内容を分けます。

確認項目 中学校へ聞くこと 志望校へ聞くこと
出席 現在の記録と調査書への記載 出席状況をどのように扱うか
評価 提出物、定期テスト、学習成果の扱い 選考で使用する資料
入試 地域の入試制度と相談先 試験方法、面接、配慮の相談
学習 優先する教科と提出物 入学前に必要な準備
学校生活 本人が続けやすい条件 登校、別室、相談、支援体制

家庭だけで受験不可と決めない

  • 欠席日数だけで出願できないと決めつけない。
  • 中学校の担任だけでなく進路担当へ確認する。
  • 都道府県や学校の最新の募集要項を確認する。
  • 志望校へ個別相談できるか確認する。
  • 入学後に利用できる支援も確認する。

中学校への相談文例

欠席が増えており、高校受験への影響を家庭だけで判断しないため相談したいです。現在の出席、評価、提出物、調査書の扱い、地域の入試制度について、進路担当を含めて説明をお願いします。

志望校の相談会で聞くこと

  • 出席状況をどの資料で確認するか。
  • 個別相談で状況を説明できるか。
  • 入試当日の配慮を相談できるか。
  • 入学後に別室や相談室を利用できるか。
  • 欠席が増えた場合の学習支援。
  • 通学日数や時間割。
  • 転科、コース変更、通信制課程の有無。

親子の役割を分ける

本人が確認すること 保護者が確認すること
通えそうな時間と距離 出願条件と必要書類
教室や人数の負担 学費と支援制度
興味のある授業 相談体制と欠席時の対応
見学後の不安 手続き期限

一次情報の確認先

入試制度や募集要項は地域と年度で変わるため、在籍中学校、教育委員会、志望校の最新情報を確認します。

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