通信制高校の学費はいくらかかる?|授業料・支援金・サポート校・総費用の見方

通信制高校や転校を親子で比較するイメージ 通信制高校・転校

通信制高校の費用は、パンフレットに大きく書かれた授業料だけでは計算できません。

単位あたり授業料、入学金、施設費、教材、端末、スクーリング交通費、行事費、制服、サポート校費用まで分ける必要があります。

就学支援金が使える費用と、家庭がそのまま負担する費用を別にすると、入学後の予算が見えます。

  1. 最初に「高校本体」と「追加支援」の請求を分ける
    1. サポート校の費用は高校授業料とは別に見る
    2. 提携していても請求主体が同じとは限らない
  2. 就学支援金は「学費が全部無料になる制度」と考えない
    1. 対象になるのは基本的に高校の授業料部分
    2. 支給前に立て替えが必要かを聞く
  3. 単位あたりの授業料は、履修単位数を掛けて計算する
    1. 一年目だけ安く見える見積もりに注意する
    2. 卒業までの総額は一年分を単純に三倍しない
  4. 通学・宿泊・端末の費用は家庭ごとの差が大きい
    1. 集中スクーリングの場所と日数を確認する
    2. 任意費用は、本人が使う可能性で判断する
  5. 退学・コース変更時の返金条件も費用の一部
    1. 続けられなかった場合の扱いを契約前に読む
    2. 安さだけで選び、必要な支援を後付けすると高くなる場合がある
  6. 家庭の負担は「年間総額」と「支払時期」の両方で見る
    1. 総額が払えても、入学月に集中すると負担になる
    2. 分割払いは、手数料と途中退学時の残額も確認する
  7. 比較表には、金額が未確定の項目も残す
    1. 空欄をゼロ円として扱わない
    2. 制度の金額は出願年度の最新情報で確認する
  8. 通信制高校の学費を比較するまとめ
    1. 授業料ではなく、卒業までに家庭から出る総額を比べる
  9. 通信制高校の費用を総額で比べる表
    1. 学校へ依頼する費用確認文例
    2. 就学支援金だけで無料になるとは限らない
    3. 一次情報の確認先
  10. 通信制高校の費用は三つに分けて確認する
  11. 見積書で分ける項目
  12. 費用見積もりの記入表
  13. 就学支援金適用前と適用後を混ぜない
  14. 高校本体とサポート施設の費用を分ける
  15. 卒業までの年数で総額が変わる
  16. 契約前に確認する返金と解約
  17. 資料請求後に送る確認メール
  18. 親子で費用以外も確認する
  19. 次に読む
  20. 一次情報の確認先

最初に「高校本体」と「追加支援」の請求を分ける

サポート校の費用は高校授業料とは別に見る

通信制高校へ在籍しながら、別のサポート施設へ通う形があります。学習管理や居場所支援を受けられる一方、サポート校は就学支援金の対象外です。

費用区分 例 確認する相手
高校本体 授業料、入学金、施設費、教育充実費 在籍する通信制高校
学習費 教科書、教材、端末、通信環境 高校・家庭
登校費 交通、宿泊、昼食、行事 高校・家庭
追加支援 サポート校、個別指導、居場所利用 運営する別施設

提携していても請求主体が同じとは限らない

高校とサポート校が同じ案内資料に載っていても、契約や退会条件が別の場合があります。どの法人へ何を支払うかを確認します。


就学支援金は「学費が全部無料になる制度」と考えない

対象になるのは基本的に高校の授業料部分

高等学校等就学支援金は、在学する高校の授業料負担を支援する制度です。通信制高校の授業料も対象になり得ますが、教材、交通、端末、サポート校などは別に考えます。

年度・世帯・学校で扱いを確認する

制度内容や申請方法は年度によって変わる可能性があります。学校から渡される案内と文部科学省の最新ページを確認し、古い比較記事の金額だけで判断しません。

支給前に立て替えが必要かを聞く

学校によっては、いったん授業料を納付した後に支援分が調整される場合があります。入学時に必要な現金がいくらかを確認します。

学校への質問例

「就学支援金を利用する場合、入学時に一度支払う金額と、認定後に実質負担となる金額を分けて示してください。授業料以外の必須費用も一覧で確認したいです」


単位あたりの授業料は、履修単位数を掛けて計算する

一年目だけ安く見える見積もりに注意する

通信制課程では、履修する単位数に応じて授業料が決まる学校があります。転入時に認定される単位数が変われば、残りの履修数と費用も変わります。

見積書へ入れてもらう情報

  • 入学時点で認定予定の単位数
  • 卒業までに履修する予定単位数
  • 単位あたり授業料
  • 再履修時の費用
  • 年度ごとに必要な固定費

卒業までの総額は一年分を単純に三倍しない

転入時期、認定単位、スクーリング、コース変更によって年度ごとの費用は変わります。卒業予定時期まで年別に見積もります。


通学・宿泊・端末の費用は家庭ごとの差が大きい

集中スクーリングの場所と日数を確認する

遠方でのスクーリングに宿泊が必要なら、交通費と宿泊費が加わります。保護者の付き添いが必要な場合もあります。

見落としやすい費用 確認方法
スクーリング交通費 会場と年間日数を確認
宿泊費 宿泊必須か、学校指定かを確認
端末 指定機種、貸与、故障時費用を確認
通信環境 動画授業に必要な回線を確認
再試験・再履修 追加料金の有無を確認
行事・進路講座 任意か必須かを確認

任意費用は、本人が使う可能性で判断する

海外研修、進学講座、制服、通学コースなどが任意なら、最初から全て契約する必要はありません。本人が通える状態を確認してから追加します。


退学・コース変更時の返金条件も費用の一部

続けられなかった場合の扱いを契約前に読む

年度途中でコースを変更した場合、納付済み費用が返金されるか、翌年度へ持ち越せるかを確認します。

口頭説明だけで契約しない

「状況に応じて対応します」ではなく、募集要項、学則、契約書、返金規定で確認します。

安さだけで選び、必要な支援を後付けすると高くなる場合がある

本人に学習管理の支援が必要なのに、最安のオンラインコースだけを選ぶと、後から個別指導や居場所支援を追加することがあります。必要な支援を含めた総額で比べます。



家庭の負担は「年間総額」と「支払時期」の両方で見る

総額が払えても、入学月に集中すると負担になる

年間費用が予算内でも、入学金、前期授業料、端末代、教材費が同じ月に重なると家計への負担が大きくなります。いつ、いくら必要かを月別に確認します。

時期 発生しやすい費用 確認すること
出願時 検定料、証明書発行費 不合格時や辞退時の返金
入学前 入学金、授業料、施設費 分納・延納が可能か
入学直後 教材、端末、制服、保険 必須か任意か
年度途中 スクーリング、交通、宿泊 年間予定と追加徴収
年度末 再履修、翌年度費用 進級時に再度必要な固定費

分割払いは、手数料と途中退学時の残額も確認する

月払いに見えても、学校ではなく信販会社との契約になっている場合があります。分割手数料、解約後の支払い、返金範囲を確認します。


比較表には、金額が未確定の項目も残す

空欄をゼロ円として扱わない

パンフレットに記載がない費用は、無料とは限りません。「未確認」と記載し、学校へ質問します。

学校別費用表へ入れる列

  • 就学支援金適用前の授業料
  • 適用後の見込み授業料
  • 入学金・施設費
  • 教材・端末費
  • 通学・宿泊費
  • サポート校・追加コース費
  • 再試験・再履修費
  • 返金・解約条件
  • 初月に必要な金額

制度の金額は出願年度の最新情報で確認する

就学支援金や授業料支援の条件は、制度改正によって変わる可能性があります。過去年度のブログやパンフレットだけで計算せず、文部科学省と学校から渡される最新案内を確認します。

学校への質問例

「今年度の制度を前提に、支援金の対象となる授業料と、対象外になる費用を分けた見積書をください。認定前に家庭が用意する金額も確認したいです」

通信制高校の学費を比較するまとめ

授業料ではなく、卒業までに家庭から出る総額を比べる

比較表には、高校本体、追加支援、通学、端末、再履修、返金条件を並べます。就学支援金適用後の見込みと、適用前に必要な支払いも分けます。

一番安い数字を探すより、途中で追加される数字を先に見つける方が、家計には効きます。

通信制高校の費用を総額で比べる表

通信制高校の費用は、学校本体の授業料だけでは分かりません。施設費、教材費、スクーリング交通費、端末費、学習支援施設などを分けて確認します。

費用項目 学校へ確認すること 見落としやすい点
入学金 初年度のみか、返金条件はあるか 出願料と別の場合がある
授業料 年額か、履修単位ごとか 履修単位数で変わる場合がある
施設・教育関連費 毎年必要か 授業料とは別に請求される
教材・端末 必須購入か、自己所有端末を使えるか 教科書以外の教材費
スクーリング 交通、宿泊、食事の費用 遠方会場や集中日程
支援施設 学校本体との契約が別か 就学支援金の対象外となる費用
転退学時 返金、違約金、教材の扱い 年度途中の精算方法

学校へ依頼する費用確認文例

授業料だけではなく、入学から卒業までに必要となる費用を確認したいです。学校本体、学習支援施設、教材、端末、スクーリング、交通・宿泊を分けた一覧と、就学支援金適用前後の金額を教えてください。

就学支援金だけで無料になるとは限らない

就学支援金は授業料への支援です。学校本体とは別のサポート施設の費用や、教材、交通、宿泊などは別に確認します。

一次情報の確認先

通信制高校の費用は三つに分けて確認する

通信制高校の費用を比べる時は、入学時だけ必要な費用、毎年必要な費用、利用した時に発生する費用に分けます。資料に大きく表示された授業料だけでは、卒業までの家計負担は分かりません。

費用の種類 主な項目 確認すること
入学時 出願料、入学金、制服、端末 返金の有無と支払期限
毎年 授業料、施設費、教育関連費、教材費 履修単位数で変わるか
利用時 スクーリング交通費、宿泊費、行事費 必須参加か任意参加か
別契約 サポート施設、個別指導、追加コース 高校本体との契約が別か
転退学時 返金、精算、書類発行費 年度途中の扱い

見積書で分ける項目

  • 就学支援金適用前の授業料
  • 就学支援金適用後の授業料見込み
  • 授業料以外の学校納付金
  • 教材や端末の費用
  • スクーリング会場までの交通費
  • 宿泊が必要な場合の費用
  • サポート施設や追加コースの費用
  • 卒業までに必要となる年数

「年間○円」という説明を受けた場合は、その金額に何が含まれ、何が含まれていないかを確認します。

費用見積もりの記入表

項目 初年度 次年度以降 確認メモ
出願料・入学金 円 円 返金条件を書く
授業料 円 円 履修単位数を書く
施設・教育関連費 円 円 毎年必要かを書く
教材・端末 円 円 必須購入かを書く
スクーリング 円 円 交通・宿泊を分ける
サポート施設 円 円 高校本体と別契約かを書く
その他 円 円 行事・検定・書類費を書く

就学支援金適用前と適用後を混ぜない

学校の資料では、就学支援金が適用された場合の授業料が大きく表示されることがあります。世帯状況、履修単位数、学校の種類などによって確認が必要なため、適用前と適用後を分けた見積書を依頼します。

就学支援金適用前の金額と、適用された場合の見込み額を分けてください。授業料以外に必要な施設費、教材費、端末費、スクーリング費用、交通・宿泊費も一覧で確認したいです。

高校本体とサポート施設の費用を分ける

通信制高校本体とは別に、学習支援や通学場所を提供する施設を利用する場合があります。学校の卒業資格に関わる契約と、学習支援の契約が別になっている場合は、それぞれの費用と解約条件を確認します。

確認先 確認する内容
通信制高校本体 入学、単位、卒業、授業料、学校納付金
支援施設 通学支援、学習支援、個別指導、利用料
両方 契約主体、請求元、解約、返金、利用停止

卒業までの年数で総額が変わる

一年あたりの費用が低く見えても、卒業までに必要な年数が延びれば、毎年必要な施設費や支援費も増える可能性があります。

候補校へは、最短の卒業例だけでなく、現在の単位を引き継いだ場合の現実的な履修計画と、卒業までの費用見込みを確認します。

契約前に確認する返金と解約

  • 出願料は返金されるか。
  • 入学を辞退した場合、入学金は返金されるか。
  • 授業料は月割り、単位割り、返金なしのどれか。
  • 教材や端末を受け取った後の扱い。
  • サポート施設を途中でやめる場合の精算。
  • 転校や退学時に追加費用が発生するか。
  • 返金申請の期限と必要書類。

資料請求後に送る確認メール

入学から卒業までの総費用を比較したいため、次の項目を分けた見積書をお願いします。出願料、入学金、授業料、施設費、教材費、端末費、スクーリングの交通・宿泊費、サポート施設費、その他の必須費用です。就学支援金適用前と適用後の見込み額、年度途中で転退学した場合の返金条件も教えてください。

親子で費用以外も確認する

安い学校が本人に合わず、レポートが進まない、スクーリングへ行けない、追加支援が必要になる場合もあります。反対に、支援が多くても本人が使わなければ負担だけが増えます。

費用と一緒に確認すること 確認理由
レポート支援 未提出が続いた時に追加支援が必要か判断する
スクーリング場所 交通費と本人の移動負担を確認する
質問方法 有料の個別指導が必要になるか確認する
居場所 別の支援施設を追加契約する必要があるか確認する
卒業予定 在籍年数と毎年の費用を確認する

次に読む

一次情報の確認先

授業料の安さだけで決めず、卒業までの年数、本人に必要な支援、交通や宿泊、別契約となる費用まで含めて比較します。

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