「大学を辞めたい」と言う前に、理由・お金・次の予定をメモします
1辞めたい理由授業・人間関係・費用・体調・進路を分ける
2お金学費・奨学金・退学時期で何が変わるか確認
3次の予定就職・資格・休学など最低2案を持つ
4話す順番結論より、困っている事実から伝える
内容確認:2026年9月29日
大学を辞めたいと親へ伝える時、
進路を完璧に決めてから話す必要はありません。
ただし、「もう決めた」と結論だけをぶつけると、
学費、奨学金、生活、今後の予定が一度に議論され、
話が止まりやすくなります。
話す前に用意する一枚
辞めたい理由、大学へ確認済みの制度、
退学した場合のお金、今後三か月の予定、
まだ未確認の部分を一枚に分けます。
親を一度で納得させることを目標にしません。
親へ話す前に確認済み・未確認を分ける
| 項目 | 確認済みとして書くこと | 未確認なら次に聞く場所 |
|---|---|---|
| 単位・成績 | 修得済み単位、評価途中の科目 | 大学の教務窓口 |
| 休学 | 申請期限、費用、復学条件 | 教務・学生支援窓口 |
| 退学 | 退学日、必要書類、証明書 | 教務窓口 |
| 学費 | 納付済み額、今後の請求、返金規定 | 会計・学生支援窓口 |
| 奨学金 | 振込停止、異動届、返還の確認 | 大学の奨学金担当 |
| 退学後 | 住居、生活費、仕事、受験等 | 家族・相談窓口・進路先 |
最初の会話で伝える順番
- 今の状態を事実で伝える
- 中退を考える理由を三つ以内に絞る
- まだ最終決定ではない部分を明確にする
- 大学へ確認した制度と期限を伝える
- 親へ一緒に確認してほしいことを一つ頼む
- その日に結論が出なくても次の話す日を決める
「今のまま通い続けるのが難しく、休学と退学を比べています。
感情だけで決めないよう、大学へ制度と費用を確認しました」
「今日すぐ賛成してほしいのではなく、
確認した内容を一度聞いてほしいです」
「まだ決まっていない部分は、今週大学へ確認します。
次にいつ話すかだけ決めたいです」
親から返ってきやすい言葉への答え方
| 親の言葉 | 反論だけにしない答え方 |
|---|---|
| 「せっかく入ったのに」 | 入学までの負担を否定せず、現在続けにくい事実を説明する |
| 「卒業だけはした方がいい」 | 続けた場合、休学した場合、退学した場合を同じ表で見てもらう |
| 「辞めて何をするの」 | 三か月の予定と、未定の部分を分けて伝える |
| 「学費を返して」 | 感情の話と、実際に必要なお金の確認を別の時間にする |
| 「甘えている」 | 体調・単位・通学状況など、評価ではなく事実へ戻す |
退学後三か月の予定は仮でもよい
- どこで生活するか
- 毎月必要な生活費
- 大学・奨学金の手続き期限
- 体調を整える期間
- アルバイトや就職を始める時期
- 別の大学・専門学校・資格等を調べる期限
- 一か月後に計画を見直す日
「絶対にこの仕事へ就く」など大きな約束を作るより、
今から三か月で何を確認するかを示した方が、
現実的な話し合いになります。
奨学金の処理は親子の話し合いと別に進める
JASSOの奨学金を利用している場合、
退学すると奨学生としての資格がなくなります。
大学の奨学金担当へ連絡し、振込停止、異動届、
返還確認票など、自分に必要な手続きを確認します。
振込が続いていても使わない
退学後や資格喪失後に振り込まれた奨学金は、
返金が必要になる場合があります。
手続き状態が分からない時は、大学の担当窓口へ早めに確認してください。
二人だけで話せない時は第三者を入れる
大学内で相談する人
- 学生相談室
- 教務担当
- 学生支援担当
- 奨学金担当
- 保健・医療相談
家庭側で同席を頼む人
- もう一人の家族
- 信頼できる親族
- 学校・医療等の支援者
- 自治体等の相談員
親子だけでは感情が強くなる場合、
制度を説明できる第三者が同席すると、
賛成・反対だけではなく確認事項へ戻りやすくなります。
安全を保てない場合
自分を傷つけたい、家に帰ることが危険、
強い体調不良で手続きができないなどの場合は、
親への説明より先に大学の相談窓口、医療機関、
地域の相談先へつないでください。
