大学を辞めたい時は、「辞めた後に何をするか」だけでなく、
退学前に残しておく記録、止める支払い、奨学金、
住居や生活費を順番に確認します。
退学届より先に確認するもの
修得単位、成績証明書、退学日、学費の扱い、
奨学金の終了手続き、次の生活費を確認します。
口頭説明だけでなく、大学の規定と書面を残してください。
退学前の確認を五つに分ける
| 項目 | 大学へ確認すること | 退学前に残すもの |
|---|---|---|
| 単位・成績 | 修得済み単位と評価確定時期 | 成績証明書、単位修得証明書 |
| 退学日 | いつ付けで学籍が終了するか | 受理された書類の控え |
| 学費 | 納付期限と返金規定 | 規定、納付記録 |
| 奨学金 | 振込停止と返還手続き | 返還確認票等 |
| 次の進路 | 証明書の発行方法 | 連絡先、発行申請方法 |
辞めたい理由と退学後の対応をつなげる
今困っていること
- 専攻が合わない
- 単位や学力
- 人間関係
- 体調・生活
- 学費・経済事情
確認する別の選択肢
- 休学
- 転学部・転学科
- 履修数の調整
- 転学・再受験
- 就職・職業訓練等
大学ごとに利用できる制度は異なります。
「別の選択肢があるから退学してはいけない」という意味ではなく、
退学後に初めて制度を知る状態を避けるための確認です。
退学後のお金を一か月単位で書く
- 家賃・光熱費
- 食費・通信費
- 通院など継続して必要な費用
- アルバイト・就職までの収入
- 奨学金の振込停止時期
- 貸与奨学金の返還開始予定
- 引っ越しや実家へ戻る費用
退学後も奨学金が振り込まれていたら放置しない
退学すると奨学生としての資格がなくなります。
振込が続いている場合や終了処理を確認できない場合は、
大学の奨学金窓口へ速やかに連絡してください。
大学へそのまま聞ける質問
「退学届を出す前に、確定済み単位と証明書の発行方法を確認したいです」
「退学日によって学費や在籍の扱いはどう変わりますか」
「奨学金の振込停止と返還に必要な手続きを教えてください」
「休学・転学部など、現在利用できる制度も比較したいです」
親へ話す前に一枚だけ用意する
- 辞めたい理由を事実で三つ書く
- 大学へ確認済みの制度を書く
- 必要なお金を書く
- 退学後三か月の予定を書く
- 未定の部分を未定のまま示す
進路を完璧に決めてから話す必要はありません。
何を確認済みで、何が未確認かを分ければ、
感情だけの話し合いになりにくくなります。
退学手続きより先に支援が必要な場合
心身の状態が悪く、手続きや日常生活を一人で進められない時は、
家族だけでなく大学の学生相談・保健窓口などへ相談してください。
