通信制高校からでも大学・短期大学などを受験できます。
ただし、卒業資格が得られることと、
志望校の入試に必要な学力や準備が整うことは別の問題です。
高校卒業に必要な学習、大学入試に必要な学習、
出願・面接・志望理由書などの手続きを分けて計画します。
通信制高校卒業者も高校卒業者として大学入学資格を持つ
大学の入学資格は、高等学校または中等教育学校を
卒業した人などに認められています。
通信制課程であっても、正規の高等学校を卒業すれば
高校卒業資格を得ます。
パンフレットの名称だけでなく、
実際に高校卒業資格を出す学校がどこかを確認します。
学習支援施設や通学コースの名称と、
高等学校本体の正式名称を分けて見てください。
大学進学支援を同じ項目で比べる
| 比較項目 | 確認する内容 | 証拠として見るもの |
|---|---|---|
| 履修科目 | 志望大学に必要な科目を学べるか | 教育課程表・履修案内 |
| 受験指導 | 個別計画を誰が作るか | 年間指導予定 |
| 質問対応 | 教科質問の方法と時間 | 利用方法の案内 |
| 模試 | 受験機会と結果面談 | 実施予定 |
| 出願 | 志望理由書・推薦・面接支援 | 指導内容の説明 |
| 費用 | 進学コースの追加費用 | 見積書 |
高校の学習と受験勉強を一つにしない
卒業のための学習
- レポート
- スクーリング
- 試験
- 必履修科目
大学受験の準備
- 志望校の入試科目
- 基礎学力の補強
- 過去問題
- 出願書類・面接
高校一年・二年のうちに確認すること
- 志望分野に必要な入試科目
- 履修していない科目をどう補うか
- 学校推薦型・総合型・一般選抜の違い
- 学習時間を確保できる通学頻度
- 外部教材や塾が必要な場合の費用
- 大学進学後の生活リズムと通学
学校へ聞く質問
「進学実績の人数ではなく、本人への指導内容を教えてください」
「志望大学に必要な科目を校内で学べますか」
「推薦書や調査書の相談は、いつ誰が担当しますか」
「進学コースを利用しない場合でも進路相談できますか」
進学率だけでは学校との相性は分からない
大学進学者が多い学校でも、本人が質問できない、
通学コースの負担が大きい、必要科目が合わないなら
続けにくくなります。
本人の志望と現在の学力から、必要な支援を具体化してください。
このテーマの全体案内: 通信制高校の選び方ガイド|学費・単位・スクーリング・支援を比較する
通信制高校を卒業すれば大学へ出願できる
通信制課程も正式な高等学校の課程である
高等学校の通信制課程を卒業すれば、課程の違いだけを理由に大学入学資格がなくなることはありません。ただし、志望大学の出願資格や必要書類は最新の募集要項で確認します。
受験科目、評定、面接、小論文などの準備が不足すると、出願できても選択肢は狭くなります。
大学名より選抜方式を先に確認する
一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜では、必要な科目や書類が異なります。
志望校ごとに条件を一枚へまとめる
受験条件と高校での履修状況を照合する
| 項目 | 大学で確認 | 高校で確認 |
|---|---|---|
| 出願資格 | 卒業見込み等 | 卒業予定時期 |
| 受験科目 | 必要科目 | 履修済み科目 |
| 調査書 | 提出条件 | 発行時期 |
| 推薦 | 評定・専願条件 | 校内基準 |
| 面接・小論文 | 試験形式 | 指導の有無 |
最終条件は募集要項で確認する
大学案内だけで決めず、受験年度の募集要項を確認します。
「通信制高校を卒業見込みです。出願資格、調査書、必要科目について確認したいです」
高校の進路支援も確認する
学校だけで受験勉強が完結するとは限らない
大学受験講座、模試、小論文、面接指導の範囲は学校ごとに異なります。不足する科目は外部教材や予備校も比較します。
- 大学進学担当の先生がいるか
- 模試を受けられるか
- 小論文・面接指導があるか
- 推薦の校内基準
- 調査書の申請期限
大学入学後の通学も考える
毎日の通学、朝の授業、課題提出、学生相談室などもオープンキャンパスで確認します。
何時間で単位に影響するかは学校ごとに違います。科目ごとの確認方法を先に見てください。
欠課の確認方法を見る →
